
骨葬は、火葬を先に行う葬儀のことです。
ご遺体を長時間安置する必要がないため、感染症予防や衛生面に配慮しやすく、近年ではさいたま市でも選ばれるケースが増えています。
骨葬はシンプルな形式であれば約40万円前後から実施可能で、ドライアイスなどの長期安置にかかる費用が不要なため、一般葬に比べて費用を抑えやすい点も特徴です。
この記事では、さいたま市で骨葬を行う際の費用や流れについてご紹介します。

骨葬とは、故人様を先に火葬し、ご遺骨を祭壇に安置したうえで通夜や告別式を行う葬儀形式です。
一般的な葬儀が「通夜・告別式の後に火葬を行う」のに対し、骨葬は火葬を先行させるため「前火葬」とも呼ばれます。
骨葬と一般的な葬儀の最大の違いは、火葬のタイミングにあります。
一般的な葬儀では、ご遺体を安置したまま通夜・告別式を行い、その後に火葬を行いますが、骨葬では先に火葬を済ませ、ご遺骨を祭壇に安置したうえで通夜や告別式を執り行います。
そのため「前火葬」と呼ばれることもあり、一般的な葬儀とは異なる形式になっています。
骨葬は、東北や九州をはじめ、主に農業や漁業が盛んな地域を中心に根付いてきた風習です。その背景には、田植えや漁の繁忙期を避け、落ち着いた状況で葬儀を執り行いたいという生活上の事情や、自宅で通夜を行った翌日に火葬し、その後寺院で葬儀を行うという地域独自の葬送習慣があったとされています。
また、一部の地域では、雪深い土地への搬送負担やご遺体の保全といった実務的な理由から前火葬が定着したという説もあります。
こうした地域の慣習を背景としながら、近年では感染症対策やご遺族様のご事情への配慮として、都市部でも骨葬を選ばれる方が増えています。

さいたま市の骨葬の流れは、一般的な葬儀の流れとは異なり、主に次のような流れで進行します。
(1)逝去後すぐ葬儀社へ連絡する
(2)火葬は納棺当日に実施し、ご遺骨を保存する
(3)通夜・告別式は翌日以降に行う
(4)納骨は四十九日などの節目に行う
この章では、さいたま市で骨葬を行う際に知っておくべき葬儀の流れと注意点をわかりやすく解説します。
骨葬に限らず、葬儀の最初の手続きは、ご逝去後すぐに葬儀社へ連絡することから始まります。
病院や施設で死亡診断書を受け取り、ご遺体を安置所またはご自宅へ搬送します。併せて、死亡届を7日以内に役所へ提出し、火葬許可証を取得する必要があります。
なお、骨葬とはいえ、ご逝去直後すぐに火葬を行うことはできません。
日本の法律では死亡から24時間以上経過しないと火葬は行えない点にはご注意ください。
骨葬では、納棺当日に火葬を行うケースが一般的です。湯灌(ゆかん)や身支度を整えた後、故人様を棺に納め、火葬場へ搬送します。
火葬後はご遺骨を骨壺に収骨し、その後の通夜・告別式に備えます。
スケジュールに応じて、ご遺骨は祭壇へ安置するか、ご自宅で一時的に保管するかを選択し、通夜・告別式を行う日まで準備を進めます。
火葬後、ご遺族様のご都合に合わせて通夜・告別式を行い、通常のお葬式と同じように僧侶による読経や焼香などを執り行います。
基本的な葬儀の流れは一般的な形式と変わりませんが、骨葬ではすでに火葬が済んでいるため、最後のお別れの後に火葬場へ出棺する必要がありません。
そのため、式場での読経・焼香を終えた時点で、葬儀は終了となります。その後は一般的な葬儀と同様に、精進落としなどの会食を行う場合もあります。
告別式を終えた後、ご遺骨は自宅や寺院などで一時的に安置し、四十九日や一周忌といった法要の節目に合わせて納骨するのが一般的です。
その際に必要となるのが、火葬後に交付される「埋葬許可証」です。
通常の葬儀では告別式の後に火葬を行うため、埋葬許可証を受け取ってから納骨までの流れが比較的スムーズですが、骨葬では火葬から告別式、そして納骨までの期間が長くなる傾向があります。その間に許可証を紛失してしまうケースも見られるため、注意が必要です。
骨葬の場合は、埋葬許可証を葬儀社に預けるか、ご自身で保管する場合は保管場所を決めておくなど、納骨の際にすぐ提出できるよう準備しておきましょう。

さいたま市で骨葬を行う場合の費用相場は、おおよそ40万円~120万円で、通夜や告別式の内容、ご遺族の人数、会場の種類などによって変動します。
なお、骨葬は先に火葬を済ませてから儀式を行う形式なので、ドライアイス代や安置費用がかかりにくく、一般葬(104.4万円)と比べると費用負担を抑えやすい特徴があります。
出典:いい葬儀|【2024】埼玉県の家族葬・葬儀費用の相場金額と内訳
さいたま市で骨葬を実施する場合の費用内訳は次の表のようになっています。実際の金額はプランによって大きく変わるため、あくまで目安としてお考えください。
| 費用項目 | 相場目安(税込) | 含まれる内容例 |
| 基本葬儀プラン費用 | 約20万〜50万円 | 火葬手配、納棺、祭壇設営、スタッフ人件費など |
| 火葬費 | 公営:約7,000円〜 | 浦和斎場などの火葬料金(市民料金)※ |
| 安置費用 | 約0〜5万円 | 火葬までの間のご遺体の安置(1〜2日) |
| 納棺・湯灌 | 約2万〜10万円 | 洗体、着替え、納棺の儀式など |
| 式場使用料 | 約5万〜15万円 | 小規模ホール・家族葬会館などの使用料 |
| 通夜・告別式準備費 | 約5万〜15万円 | 会場設営、読経、司会進行、焼香準備など |
| お布施(読経) | 約3万〜10万円 | 僧侶による通夜・告別式での読経 |
| 返礼品・飲食費 | 約3万〜10万円 | 香典返し、通夜振る舞い、精進落としなど |
| 骨壺・骨箱代 | 約5,000〜3万円 | 火葬後のご遺骨を納める容器 |
※出典:さいたま市斎場及び火葬場条例
骨葬も、豪華な葬儀にしようと思えば一般葬以上の費用がかかることがあります。
お寺様へのお布施や納棺・湯灌、会場設営といった項目は骨葬でも必要不可欠なため、内容にこだわると総額は大きく変動します。
もし骨葬の費用を抑えたい場合は、参列者様の人数や返礼品・料理のグレードを調整したり、会場を小規模なホールにするなどの工夫をすることで、費用負担を軽減しつつ、悔いのないお見送りを実現しやすくなります。

骨葬は火葬を先に行うという特性上、一般的な葬儀とは異なるメリットがあります。衛生面での安心感や費用負担の軽減、日程調整のしやすさなど、ご遺族様にとって実務的なメリットが多い点が特徴です。
(1)ご遺体の腐敗や感染症リスクを軽減できる
(2)ドライアイスや搬送費を抑えられる
(3)遠方のご親族も参列しやすい
以下でそれぞれ詳しく見ていきましょう。
骨葬の最大のメリットは、衛生面での安心感が高いことです。
骨葬では故人様を先に火葬するため、ご遺体を長時間安置する必要がありません。その結果、腐敗の進行や体液漏れ、感染症のリスクを最小限に抑えた状態で、通夜や告別式を行うことができます。
夏場やご逝去から日数が空いてしまう場合でも、先に火葬を済ませているため、故人様の状態に対する不安を抱えることなく、安心してお見送りの準備を進められるのが特徴です。
故人様に対して失礼のないかたちで儀式を行えることはもちろん、ご遺族様の精神的な負担が少なくて済む点も、骨葬が選ばれる理由の一つです。
骨葬では火葬を先に行うため、ご遺体を冷却・保存するためのドライアイスを長期間使用する必要がありません。
また、安置場所と式場を何度も行き来するケースが少なくなるため、搬送費用も抑えやすくなります。その結果、一般的な葬儀と比べて、全体の費用負担が軽減される傾向があります。
特にさいたま市のような都市部では、搬送距離や安置日数が費用に影響しやすいため、骨葬のメリットが活かされやすいと言えるでしょう。
骨葬は火葬を終えた後に通夜や告別式を行うため、葬儀の日程を調整しやすいという特徴があります。
一般的な葬儀では通夜・告別式を終えた後に火葬を行うため、遠方にお住まいのご親族様が間に合わない場合もあります。しかし骨葬では火葬を先に済ませているため、移動や宿泊の準備を含めて、無理のないかたちで参列しやすくなります。
急な日程調整に追われることが少ないため、ご遺族様ご自身も落ち着いた気持ちで故人様をお見送りしやすい点も大きなメリットです。

骨葬は火葬を先に行うため、ご遺体の衛生面や感染症対策の観点から安心感があり、日程調整もしやすい葬儀です。
シンプルな形式の骨葬であれば約40万円前後から執り行うことができますが、祭壇や供花、会葬者の人数などに応じて、より丁寧な内容で行うことも可能です。ご遺族様のご希望やご予算に合わせて、柔軟にプランをご提案いたします。
さいたま市内で数多くの施行実績を持つさがみ典礼では、骨葬についての知識と経験を持つ専門スタッフが、ご相談から当日の進行まで心を込めてご遺族様をサポートいたします。「骨葬について詳しく聞きたい」「費用の目安を知りたい」など、どんな些細なことでも構いません。さいたま市民の方でご葬儀をお考えの方は、どうぞお気軽にさがみ典礼までお電話にてご相談ください。
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