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盛籠とは、祭壇に供えるお供え物のひとつです。葬儀の案内を受け取った際、盛籠を送るべきか、供花とどう違うのかで迷う方は少なくありません。
大切なのは、相場・送り方・供花との違いという3つの基本を押さえることです。これを知ることで、失礼なく弔意を伝えられます。
この記事では、さいたま市で葬儀の盛籠を送る方へ向けて、費用相場から手配の手順、名札の書き方、供花との違い、地域の会場事情まで、わかりやすくまとめて解説します。
盛籠は、金額よりも弔意を伝える気持ちが大切です。相場やマナーを外すと、かえってご遺族様に気を遣わせてしまいます。基本を押さえて、心を込めて送りましょう。

盛籠とは、果物や缶詰、乾物、飲み物などを籠に盛り、周りを造花で華やかに飾ったお供え物です。線香やろうそくを入れることもあります。日持ちするため、通夜から葬儀・告別式まで飾り続けられます。
盛籠の役割は「故人様への弔意を示すこと」「祭壇を華やかに整えること」の2つです。
祭壇の左右に対で飾ることが多く、その場合は2基を用意します。盛籠を祭壇に飾ることで、生花だけの祭壇よりも、彩りとボリュームが出て会場が華やかになります。
盛籠を送るのは、親族や親しい友人、故人様が勤めていた会社、取引先などが中心です。故人様との関係が深いほど、送るケースが多くなります。
盛籠は「籠盛り(かごもり)」と呼ばれることもありますが、呼び方が違うだけで、同じお供え物です。
地域によって呼び名が変わる点も覚えておきましょう。
| 種類 | 主な品物 |
| 果物 | りんご、みかん、メロン など |
| 食品 | 缶詰、佃煮、乾物、菓子 など |
| 飲み物 | ジュース、お茶 など |
| 仏具 | 線香、ろうそく(仏式の場合) |

盛籠とよく似たものに供花があります。方向に迷いやすい部分なので、違いを整理します。
いちばんの違いは中身です。供花は生花のスタンドで、盛籠は食品などを詰めた籠です。
供花は菊やゆりなどの生花を使い、祭壇の周りに飾ります。盛籠は果物や缶詰が中心で、生花より日持ちするのが特徴です。どちらも「供物(くもつ)」と呼ばれ、故人様へのお供えという点は同じです。
香典との違いもはっきりしており、香典は現金、盛籠は品物です。
しかし、盛籠を送っても、香典が不要になるわけではありません。関係の深さによっては、両方を用意することもあります。
盛籠と供花は、どちらを選んでもかまいませんが、会場の広さによっては供花だけを受け付ける場合もあるため、注意しましょう。
| 項目 | 中身 |
| 盛籠 | 果物・缶詰など |
| 供花 | 生花のスタンド |
| 香典 | 現金 |
盛籠の費用は、中身や大きさで変わります。ここでは、さいたま市を含む一般的な相場を紹介します。
| サイズ | 費用の目安(葬儀社手配の場合) |
| 小型 | 約8,000〜12,000円 |
| 中型 | 約12,000〜20,000円 |
| 大型 | 約20,000〜35,000円 |
目安は、1基あたり10,000円から15,000円が中心です。小ぶりなものは8,000円ほどから、大きなものは30,000円ほどまで幅があります。
対で2基を飾る場合は、費用も単純に2倍程度になります。また、誰が送るかでも目安は変わり、個人なら1基、会社や部署の連名なら対の2基が一般的です。
連名の場合は、人数で費用を分け合うこともできます。
盛籠の中身は、宗教によって変わります。送る前に、どの宗教の葬儀かを確認しましょう。
| 宗教 | 主な中身 |
| 仏式 | 果物、缶詰、菓子、線香、ろうそく |
| 神式 | 果物、海産物(するめ・昆布)、お酒 |
| キリスト教式 | 盛籠は用いず、生花を供えるのが一般的 |
キリスト教の葬儀では、盛籠や供物を飾る習慣がありません。生花を送るのが基本です。宗教がわからないときは、葬儀社に確認しましょう。
盛籠は、送り方にもマナーがあります。タイミングと手配先を間違えないことが大切です。基本は、通夜が始まる前までに会場へ届くよう手配することです。
会場ごとに飾るスペースや飾り方の決まりがあり、外部から届いた盛籠が飾れないこともあるため、手配先は、葬儀を担当する葬儀社か斎場が確実です。
盛籠の手配をする際は、以下の手順で行います。
盛籠を手配する際は、届け先の会場に持ち込みができるか、先に確認しましょう。会場によっては、外部の盛籠を断ることがあるためです。
供物の届け先は、自宅ではなく式を行う会場が基本です。会場名と通夜の日時を、正しく伝えるようにしましょう。
盛籠には、贈り主を示す名札(立札)を立てます。表書きは宗教で変わります。
| 区分 | 表書きの例 |
| 仏式 | 御供、御霊前 |
| 神式 | 御供、御神前 |
| 会社・団体 | 会社名と代表者名、または部署名 |
差出人は、個人ならフルネームで書きます。会社なら会社名と役職・氏名を入れましょう。
連名のときは、目上の人を右から順に並べるのが決まりです。肩書きを入れるときは、名前の右上に小さく書きます。
故人様と同じ会社なら、部署名を添えるとていねいな印象になります。読み方が難しい名字には、ふりがなを付けると親切です。
送る前に、確認したいことが3つあります。
近年は、家族葬のように少人数で行う葬儀が増えています。
家族葬では、供花や盛籠を辞退するケースが少なくありません。案内状に「供花・供物はご辞退申し上げます」とある場合は、盛籠を送らないのがマナーです。
辞退の案内があるのに送ると、かえってご遺族様に気を遣わせてしまいます。どうしても弔意を伝えたいときは、弔電やお悔やみの手紙という方法もあります。

盛籠をいただいた側は、お返しをしましょう。基本の考え方は、香典返しと同じで、目安は、いただいた品の半分から3分の1程度の品が一般的です。
高額な盛籠をいただいたときは、忌明け後に改めてお返しすると丁寧です。
しかし、会社や取引先から贈られた盛籠には、基本的に個別のお返しは必要ありません。会葬御礼と挨拶状で感謝を伝えれば十分です。個人からいただいた高額な盛籠にだけ、改めてお返しをします。
お返しの品には、お茶やお菓子、タオルなどの消えものを選びます。あとに残らないものを選ぶようにしましょう。
さいたま市で葬儀を行う場合、市が運営する斎場を利用できます。市内には浦和斎場と大宮聖苑の2つの公営施設があります。
盛籠を送るときは、式を行う会場を確認し、担当の葬儀社を通して手配するのが確実です。式の会場が決まったら、その会場へ届くように盛籠を手配します。
浦和斎場(桜区)には、通夜・告別式ができる葬祭場があります。大宮聖苑(見沼区)は火葬のみの施設です。
会場によっては、外部からの盛籠を受け付けていないこともあります。届け先や持ち込みの可否は、担当の葬儀社に確認をしましょう。
さいたま市では、市営の斎場のほかに、民間の式場や寺院でも葬儀を行えますが、どの会場でも、盛籠は式の当日までに届くよう手配します。葬儀社に頼めば、会場のルールに合わせて用意してくれます。

盛籠は、宗教や会場のルールに合わせて手配する必要があります。会場ごとのルールを把握し、相場に合った盛籠を会場へ確実に届けられるのが、経験豊富な葬儀社の強みです。
さがみ典礼では、さいたま市(浦和・大宮・南区・見沼区・緑区ほか各区)を中心に、近隣の川口市・蕨市・戸田市・上尾市・越谷市など周辺エリアの皆さまのご葬儀・供物のご相談に対応しております。
盛籠や供花の手配から葬儀の段取りまで、まずはお気軽にお問い合わせください。
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