兄は、川口市の実家で長らく暮らしていました。17年くらい前に父が亡くなると、しばらくして母が認知症になってしまって。施設のお世話になることも検討したのですが、兄が「自分が面倒を見るから」といって、約10年間にわたって介護をしてくれたんです。母を最後まで側で支えてくれた兄には、感謝しかありません。
母の介護のために家にこもることが多くなってしまった兄ですが、もともとは出かけるのが大好きな人でした。若い頃は旅行が趣味で、オーストラリアや香港など、さまざまな国に足を運んで知見を広げていましたね。また、神社仏閣にも興味があり、介護の合間にときどき散策に出かけていたようです。「川越の神社がよかった」など、イキイキとした表情で話してくれました。物静かな性格で自分から世間話をするタイプではないのですが、散策の話になると饒舌になったので、よほど楽しかったのだと思います。
私と兄は2人だけの兄妹なので、ときどき「体調は変わりない?」などと電話をかけ、お互いを気にかけていました。そんなある日、兄が心筋梗塞で倒れ、それがきっかけで末期の胃がんが発見されて……「余命3ヵ月」と告知を受けてしまいました。そこで、兄をうちに迎えて介護することを決めたのです。
兄が我が家に来たその日から、兄のベッドサイドで、主人と私と3人で毎晩のように晩酌をしました。兄は胃がんとは思えないくらい何でもおいしそうに食べ、「今日のおかずは何だ?」「今日も1杯飲むか」と、晩酌の時間を楽しみにしていました。
とはいえ日を追うごとに体調は悪くなり、うちへ来てからわずか1ヵ月で亡くなりました。
兄と過ごした1ヵ月は、今までで一番密度の濃い時間でした。自宅で看取ることができて、本当によかった。医師や看護師さんも、亡くなった兄を見て「いいお顔をしていますね」といってくれました。
アルファクラブを知ったきっかけは新聞の広告チラシです。電話をかけると、終始親切な対応で安心できました。「お困りのことはありますか?」「わからないことはありますか?」と、配慮のある言葉をこまめにかけてくれるのがとてもありがたかったですね。
そして打ち合わせの結果、プランはお別れ葬を選択し、私と主人の2人で見送ることにしました。専用の安置室で兄を預かっていただき、火葬のみを行うシンプルな内容です。
葬儀当日は、腰痛もちの私たち夫婦が腰を気にしていると、スタッフの方が「お骨は重いので駐車場までお運びします」などと気を配ってくれて。このようなセレモニーは事務的に進むものと思っていたのですが、人の温かさに触れられてうれしかったです。また、一般的に葬儀はバタバタと忙しいものといわれますが、丁寧なサポートに沿って動けばよかったので、穏やかな気持ちで兄を送り出せましたよ。
兄が亡くなってから、公共料金の解約や生命保険の手続きなど、やらなくてはいけないことがたくさんありました。何の保険に入っているのか、保険証券や通帳がどこにあるのかなど、きちんと確認しておけばよかったと少し後悔しています。また、実家を片づけるとなると、両親と兄の荷物を合わせて大変な量に……。改めて、残される家族のために、自分自身の終活もしておかなくては痛感しました。
それから、実家が空き家になってしまい、相続も大きな課題でした。そこで、アルファクラブに行政書士を紹介してもらうことに。現在はまだ相談を進めている最中ですが、スムーズに依頼できてとても助かりましたよ。アフターフォローまで行き届いていて、アルファクラブにお願いして大正解だったと感じています。
周りの人たちに「葬儀会社はどこがいい?」と聞かれたときは、「アルファクラブがいいよ」と教えてあげたいです。
東川口葬斎センター
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