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「自分のスマートフォンやネット口座のパスワードを、家族は知らないままだ」「どこに何の口座があるかを整理できていない」——そんな状態のまま何年も過ぎているという人が、埼玉県の50〜60代に非常に多いことが今回の調査で明らかになりました。
アルファクラブ武蔵野が2026年5月、埼玉県在住の50〜70代男女300人を対象に実施した「「デジタル遺品」対策と生前整理の実態調査」では、「デジタル遺品」という言葉を知らない人が48.33%にのぼり、ネット銀行・証券の残高を「わからない・把握していない」と回答した人も43.33%に達することがわかりました。
デジタル資産の保有状況・対策の実態・物理的な生前整理の進捗・困りごとや相談意向まで、調査データとともに詳しくご紹介します。
「デジタル遺品」という言葉の内容まで知っている人は14.67%にとどまり、「知らない・初めて聞いた」と回答した人は48.33%にのぼりました。

「デジタル遺品(亡くなった方がインターネット上に残したデータやアカウント、ネット金融資産などの総称)」という言葉を知っているか聞いたところ、「知らない・初めて聞いた」が48.33%(145人)で最多となりました。「言葉は聞いたことがある」37%(111人)を合わせた認知率は51.67%ですが、「内容まで知っている」のはわずか14.67%(44人)にとどまります。つまり、言葉を耳にしたことがあっても内容を理解している人は少なく、デジタル遺品に関する認知は表面的なレベルにとどまっている実態が浮かび上がりました。

デジタル遺品が原因で遺族が困った事例(解約できないサブスク・引き出せないネット銀行口座など)を見聞きしたことがあるか聞いたところ、「ない」が59.33%(178人)と過半数を占めました。「メディアで見聞きした」は37%(111人)で、身近な問題としての認識はまだ広がっていない状況です。「自分や家族が実際に経験した」は2.67%(8人)、「知人・親戚から聞いた」は4%(12人)にとどまりました。
回答者の79%が何らかのデジタル資産を保有しており、「ネット銀行・ネット証券口座」の保有者は50.33%と半数を超えました。

現在保有しているデジタル資産・データを複数回答で聞いたところ、「該当するものはない」と回答した21%を除く79%が何らかのデジタル資産を持っていることがわかりました。最多は「スマートフォン本体」70.33%(211人)で、「パソコン・タブレット」62%(186人)、「メールアカウント」59%(177人)、「ネット銀行・ネット証券口座」50.33%(151人)と続きます。ネット金融資産を持つ人が半数を超える一方、その管理・対策の実態には大きな課題があることが後述のデータで明らかになっています。

ご自身名義のネット銀行残高・ネット証券評価額・暗号資産の概算合計を聞いたところ、「わからない/把握していない」が43.33%(130人)で最多となりました。一方で「500万円以上」保有している人が17.33%(52人)にのぼり、「100〜500万円未満」8.33%(25人)と合わせると、100万円以上の資産を把握している人は25.66%存在します。金融資産を相当額保有しながら、残高すら把握できていない状況は、万が一の際に遺族が大きな困難に直面することになりかねません。
万が一の備えとしてデジタル資産の対策を「特に何もしていない」と回答した人は57.33%にのぼり、最も多く取られている対策は「紙でID・パスワードの一覧を作成」25.33%でした。

万が一のことがあった場合に備えて、デジタル資産について行っている対策を複数回答で聞いたところ、「特に何もしていない」が57.33%(172人)と過半数を占めました。何らかの対策を取っている人の中では「ID・パスワードの一覧を作成している(紙)」が25.33%(76人)で最多でした。次いで「ID・パスワードの一覧を作成している(デジタル)」15.33%(46人)、「不要なアカウントを定期的に削除・整理している」8.33%(25人)と続きます。「遺言書に記載している」はわずか1%(3人)と、法的に有効な形での対策はほとんど取られていない実態です。

ID・パスワードの管理方法を聞いたところ、「紙のノート・手帳にまとめている」が42.67%(128人)で最多となりました。「パソコンやスマホのメモ機能に記録」23.67%(71人)と合わせると、アナログ・非セキュアな方法での管理が66.34%を占めます。一方、「記憶している(記録なし)」と回答した人も12%(36人)おり、本人以外が把握できない状態です。「パスワード管理アプリを利用」は11.67%(35人)にとどまりました。
エンディングノートを「持っていない」と回答した人は85.66%にのぼり、物理的な生前整理も「未着手」の人は81.66%と、デジタル・物理の両面で備えが進んでいない実態が浮かび上がりました。

エンディングノートを持っているか聞いたところ、「持っていない(興味はある)」45.33%(136人)と「持っていない(興味もない)」40.33%(121人)を合わせた85.66%が未所持でした。「持っていて、記入済み」はわずか5.67%(17人)にとどまり、「持っているが、ほとんど記入していない」8.67%(26人)を含めても、実質的に活用できている人は極めて少数です。「興味はある」という潜在層が45.33%と最多であることは、適切なきっかけがあれば行動に移せる可能性を示しています。
の進捗状況」縦棒グラフ-1024x633.png)
物理的なご自宅の生前整理(不要品の処分・形見分けの準備など)の進捗を聞いたところ、「始める予定はない」が41.33%(124人)で最多となりました。「これから始めたい」40.33%(121人)を合わせると81.66%が実質未着手です。「少し始めたところ」9%(27人)、「半分程度進んでいる」6%(18人)、「ほぼ完了している」3.33%(10人)と、着手・完了している人は合計18.33%のみでした。デジタル資産の対策同様、物理的な生前整理においても「やらなければ」という意識と実際の行動の間に大きな差があることが示されています。
デジタル資産・生前整理に関する困りごとの1位は「何から手を付ければよいかわからない」28.33%で、2位「家族に負担をかけたくないが方法がわからない」15%が続きました。

デジタル資産・物理的な持ち物の整理について困っていること・不安なことを複数回答で聞いたところ、「特に困っていることはない」が49.67%(149人)で最多となりました。一方、何らかの困りごとを抱えている50.33%の中では「何から手を付ければよいかわからない」が28.33%(85人)で最多となりました。次いで「家族に負担をかけたくないが方法がわからない」15%(45人)、「パスワードや契約情報の把握ができていない」12.33%(37人)、「家族に伝える方法がわからない」9.33%(28人)と続きます。「相談できる専門家・費用感がわからない」6.67%(20人)も一定数おり、情報へのアクセス不足が行動を妨げていることがわかります。
デジタル遺品・生前整理について専門家への相談意向を聞いたところ、「今のところ相談する気はない」が46.67%で最多でしたが、「情報収集はしたい(資料が欲しい)」と回答した人も22%にのぼりました。

デジタル遺品や生前整理について専門家やサービスに相談したい気持ちがあるか聞いたところ、「今のところ相談する気はない」が46.67%(140人)で最多となりました。「わからない」20.33%(61人)を合わせると67%が消極的な状態です。一方、「情報収集はしたい(資料が欲しい)」と回答した人が22%(66人)にのぼり、潜在的なニーズを持つ層が存在することも明らかになりました。「良い機会があれば相談したい」10.33%(31人)と合わせると、何らかのアクションに前向きな潜在層は32.33%にのぼります。「すぐにでも相談したい」はわずか0.67%(2人)にとどまりました。
デジタル遺品の対策も生前整理も大多数が未着手という実態から、まずは保有資産の棚卸し・パスワードの記録・家族への共有の3点から始めることが後悔しない備えへの入口となります。
今回の調査から、埼玉県の50〜60代300人のデジタル遺品対策と生前整理の実態として以下のことが明らかになりました。
まずは「自分名義のネット口座・サブスクをリストアップする」「パスワードを紙に書き出して鍵のかかる場所に保管する」「家族に場所を伝える」という3ステップだけでも、万が一のときの家族の負担を大きく軽減できます。「まだ早い」と思っているうちに急いで準備が必要な日が来てしまう——その前に、まずは無料の資料請求や相談からお気軽にどうぞ。
さがみ典礼は埼玉県内138か所以上の自社葬儀場を持ち、年間4万件以上の実績で終活・生前整理の事前相談からデジタル資産の備え方まで専門スタッフが無料でサポートしている。
さがみ典礼は埼玉県内138以上の自社葬儀場を持ち、創業64周年。年間4万件以上(グループ累計)の施行実績をもとに、終活・生前整理・デジタル資産の備えに関する事前相談から葬儀後の手続きまで専門スタッフが無料でサポートしています。
今回の調査では、「何から手を付ければよいかわからない」という困りごとが最多であり、情報収集をしたいという潜在層が22%いることが明らかになりました。さがみ典礼では、デジタル遺品・生前整理に関する基礎知識の確認から、具体的な準備方法まで、予定がない段階から無料で承っています。「家族に迷惑をかけたくない」という方に、ぜひ事前にご活用ください。
【さがみ典礼が選ばれる3つの理由】
「今すぐ葬儀の予定はないけれど、いざというときに備えたい」という方も歓迎です。まずは無料資料請求からお気軽にどうぞ。
| 調査名 | 「デジタル遺品」対策と生前整理の実態調査 |
| 調査期間 | 2026年5月18日 |
| 調査対象 | 埼玉県在住の50〜70代男女 |
| 調査方法 | インターネット調査(freeasy使用) |
| 有効回答数 | 300件 |
| 実施主体 | アルファクラブ武蔵野株式会社(自社一次調査) |
| 備考 | 本記事では全体集計データを使用。 |
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