母は、とてもしっかりした頭のいい人でした。黄色い自転車に乗って「行ってくるね」と仕事に出かける、頼もしい姿が印象的でしたね。プライベートでは、ひとりっ子である私との時間を大切にしてくれて。私は小学2年生のときに三味線を始めたんですが、母も興味をもって一緒に習っていたんですね。親子で舞台に立ったことは、生涯忘れられない大切な思い出です。
そんな母の様子が少しずつ変わってきたのは、平成10年、私が23歳のとき。職場の人の勧めで病院を受診した結果、若年性アルツハイマーの診断を受けたんです。それからは、しっかりしていた母がどんどん変わっていってしまいました。ただ、私は20歳のときに長女を出産していて、まだ元気だった母の助けを借りる機会が多々あったんですよ。早くに結婚・出産をし、元気な母に孫を見せられたことは、最大の親孝行だったと思っています。
母の病気が進行してからは、本当に目が回るような毎日で。薬の影響で興奮状態になってしまう母をなだめ、子育てをし、家事に自営の仕事にと、多忙な毎日が続きました。
そんな日々でも何とかやってこられたのは、母が頑張っていたから。母は、脳出血や胃ろうの手術など、何度も命の危機に直面しながらも必死に生き抜いてくれました。アルツハイマーの症状が進行し、主治医に「もう何もわからないよ」と言われてからも、私の声かけに目をキョロキョロと動かして反応してくれたんです。そんな母の姿を見る度に「私もお母さんと一緒に頑張ろう!」と元気をもらえました。
母がアルツハイマーの診断を受けてから亡くなるまで、約23年間。私なりに精一杯、母に育ててもらった感謝を伝えてこられたかなと思います。
葬儀については、アルファクラブに安心してすべてをお任せできました。母が息を引き取った当時、私は服用中の薬の影響とショックとが重なり、記憶がなくなってしまうほど思考がストップしていて……。そんな中でもアルファクラブへの連絡だけは迷わずできました。事前に頼る先を決めていたからこそ、迷いも不安もなく行動できたのだと思います。
スタッフのみなさんは、細やかな部分まで丁寧にサポートしてくれましたよ。そのおかげで、私がこれまで参列してきたどの葬儀とも違い、心が温かくなるほどの素敵な時間を過ごせました。特に印象的だったのは、母の“笑顔”ですね。エンバーミングをお願いしたところ、きれいな着物に包まれた母が、笑っていたんです。アルツハイマーが進行してからの十数年、母の笑顔を見られなかったので、本当にうれしかった。温かい気持ちで、心残りのないお別れができました。
アルファクラブのスタッフのみなさんは、“業者とお客さん”という雰囲気では決してなく、まるで本当のファミリーのように心に寄り添った温かい対応をしてくれました。人は誰しも、死ぬときはひとりです。でも、生まれてから死ぬまでの間に、たくさんの人の力を借りて生き抜きますよね。その締めくくりのときをアルファクラブの方々に支えてもらってよかったと思っています。おかげでたくさんの感謝を込めて、温かい気持ちで送り出せましたから。大げさではなく、最高の葬儀になりました。
今回の経験をきっかけに、満期を迎えていた互助会の更新を検討しています。この記事を読んでくださったみなさんにも、安心してお任せできるアルファクラブの利用をおすすめしたいですね。
やすらぎホール本庄
信頼と実績で
さがみ典礼は64周年
さがみ典礼は多くのお客様に
ご支持いただき60年を超える歴史を
積み重ねることができました。
お客様の身近にある葬儀社として、
大切な方とのお別れを心を込めて
お手伝いしてまいりました。
これからもお客様に寄り添い、
低価格でも心に残る高品質な
ご葬儀を提供してまいります。
無料
事前資料請求で葬儀費用が
最大25万円割引
無料
事前資料請求で最大25万円割引
お電話での無料資料請求・ご相談は
さがみ典礼の葬儀場を探す
さがみ典礼の葬儀プラン
さがみ典礼のお客様の声
コラム
さがみ典礼のご紹介