家族視点のサポートと一歩引いた謙虚さ。信頼できると感じました - お客様のインタビュー

お客様インタビュー

家族視点のサポートと一歩引いた謙虚さ。信頼できると感じました

2023年12月 K・Y様故人：奥様（75歳）

ご利用葬儀場やすらぎホール岩槻

登山が夫婦共通の趣味。山の仲間にお守りを手作りした妻は、みんなに慕われていました。

裁縫、切り絵、ウォーキング、登山など、妻は多くの趣味をもっていました。中でも登山は夫婦共通の趣味で、山の仲間が20人ほどいます。年2回くらいみんなで集まっては、東京都の高尾山、新潟県の浅草岳や巻機山など、日本各地の山へ出かけてきました。東京都と神奈川県の境にある景信山では、毎年春に餅つきをしているんですよ。
妻はそんな山の仲間をとても大切に思っていたので、全員に小さい人形のお守りを作って渡していました。転落しそうになった仲間から、「このお守りのおかげで助かった」といわれたこともありましたね。また、妻は宴会のときに前に出るタイプではないのですが、静かになると場を盛り上げようとする気配りがあり、みんなに慕われていたと思います。
春になったら、仲間たちが妻を偲ぶ会を開いてくれるそうです。

小さい頃から肺が弱かった妻。コロナ禍以降に肺の感染症にかかり、自宅介護に

妻は、もともと肺の調子が悪い体質でした。小学生の頃は息切れがひどくて、体育を見学することもしばしばあったそうです。しかし結婚してからは、家族で登山やハイキングを楽しみ、妻が70歳のときには私と長男と3人で山梨県の北岳へ。山頂のロッジで2泊して、軽くお酒も楽しんで、古希の想い出をつくりました。
その頃まではとても元気だったのですが、新型コロナウイルス感染症が流行した時期から肺の調子が少しずつ悪くなって……。肺の感染症にかかり、食欲が落ちてやせてしまい、少し歩くだけで「はぁはぁ」とひどく息切れするようになったのです。やがて酸素ボンベが必要な状態になり、ベッドから起き上がれず、介護生活に。訪問診療で治療を受けるも、1ヶ月ほどで肺は徐々に弱まり、帰らぬ人となりました。
介護した期間は短く、「もう少し何かしてあげられることがあったのでは」と思う一方で、最期のときまで自宅で看取れたことは、私にも妻にとってもよかったと思っています。

さがみ典礼とは20年以上前からのお付き合い。立派な家族葬にしていただき満足しています。

妻はアルファクラブの互助会に20年以上前から加入しており、さがみ典礼とは日頃からお付き合いがありました。亡くなる１週間前にも、地域のさがみ典礼のスタッフさんがカレンダーを届けに顔を出してくれて、妻と話をしていたんですよ。
妻の訃報をお知らせしたあとは、すべて段取りよく進めてもらい、不安になることはひとつもありませんでした。戒名をお願いするタイミングなど、細かい部分までサポートしていただき、心強かったです。
妻は生前から「家族に何かあったときは、家族葬にしたい」といっていたので、迷わず家族葬のプランに。家族葬でありながら、とてもきれいで立派な会場が用意され、驚いたことを覚えています。控え室にも息子の用意した妻の写真がいくつか飾られてあり、生前の妻の姿が忍ばれて、とても心のこもった空間づくりがされていたと思います。
また、家族葬ではあったものの、ご近所の方々や山の仲間たちが「どうしても」と参列してくれて。素晴らしい会場だったので、みなさんにとっても心に残る葬儀になったのではないでしょうか。

仏壇の準備や四十九日の予定まで、葬儀後のサポートにも配慮がありました。

葬儀後のサポートが充実していたことも、とても助かりましたね。仏壇を探すときは大宮のショールームへ案内してくれて、我が家の宗教に合った仏具の並べ方まで教えてくれましたよ。さらに、四十九日は孫の受験時期と重ならない予定の立て方をアドバイスしてくれて、至れり尽くせりです。すべて私たちの立場に立って考え寄り添ってくれたことに、感謝しています。
葬儀社の中には、「このプランがいいですよ」「あのオプションをつけませんか」など、押しつけがましいところもあると聞きますが、さがみ典礼はまったくそんなことはありませんでした。一歩引いたところでサポート体制を確実に整え、私たちが困ったときにだけスッと手を差しのべてくれる印象です。そんな謙虚な姿勢が、この上なく信頼できると感じました。妻が取り持ってくれたさがみ典礼とのご縁は、私と息子がきちんと引き継いでいきます。