妻とは、毎年のように旅行へ出かけていました。伊豆や下田の温泉でまったりと過ごしたり、台湾や韓国など海外にも出かけ、各国本場のグルメに舌鼓を打ったり。さまざまな場所の魅力を、いつも一緒に満喫してきました。
中でも一番の思い出は、昨年の北海道旅行ですね。札幌、苫小牧、登別まで足を伸ばし、フェリーにも乗って、妻はとても楽しそうでした。ジンギスカンをおいしそうに食べていたのも印象的で、「来てよかった」としみじみ思ったものです。
そんな妻はとても真面目な性格で、日頃から私のことをしっかりとサポートしてくれました。お酒を飲んで帰りが夜遅くなると、「もう少し早く帰って」とよく叱られましたよ(笑)。それが当たり前の日常だったのに、今は家へ帰っても誰もいません。妻の存在の大きさを感じて、時折さみしさが込み上げてきます。
妻はもともと、膠原病に属する国指定の難病を抱えていました。そのため定期的な通院を欠かさず、体調に配慮しながら生活していたんです。しかし、正月が明けた頃にインフルエンザにかかって倒れ、入院してしまって。お見舞いに行っても、人工呼吸器が着けられていたので会話もできず、「大丈夫?」という私の呼びかけにうなずく程度でした。
そして、入院からもうすぐ1ヶ月が経とうとしていた頃のことです。妻の希望する自宅療養に向けて病院と打ち合わせをしたのですが、なんとその翌日に病院から緊急の連絡があり、腎臓の機能が急激に悪化したとのことで……。妻は、そのまま帰らぬ人となったのです。
難病を抱えての生活は、痛みや苦しいことが多かったと思います。亡くなった姿を見たときは、悲しみとともに、「よく頑張ったね」と労いの気持ちでいっぱいになりました。
いざ葬儀のことを考えなければとなったとき、あまり経験がない私はとても戸惑いました。そんなとき、病院がアルファクラブを紹介してくれて。ちょうど夕方だったと思いますが、電話をするとすぐに駆けつけ、テキパキと対応してくれました。「見積もりがほしい」とお願いすると速やかに提示してくれるなど、頼んだことに手早く回答をくれるスピード感を頼もしく感じましたね。死亡診断書を受け取ってからの書類の提出もすべて代行してくれて、私はノータッチ。とても助かりました。
なお、葬儀は家族葬を希望しました。参列者は私と妻の親類だけだったので、落ち着いた雰囲気で静かに送り出すことができ、とても満足しています。妻の弟からも、「こじんまりして、ちょうどよかったと思いました」といってもらえましたよ。
今振り返って思うのは、妻と日頃から終活について話し合っておけばよかったということです。葬儀には満足していますが、妻が希望する葬儀があったかもしれません。また、お墓のこと、相続の問題など、2人で話し合って書面に残しておけば、もう少しスムーズに対応できたのではと思っています。読者のみなさんには、早い段階からパートナーやご家族と終活について意見を出し合ってみてはと伝えたいですね。その際、どこに葬儀を頼むのかも決めておくと安心だと思います。
葬儀にあたり、私が一番不安だったのは、「葬儀の挙行や喪主の務めに慣れていない自分が、きちんとできるだろうか」ということでした。しかし、アルファクラブのスタッフさんたちが終始穏やかな雰囲気で接してくれ、一方で的確に動いて私を支えてくれたことで、不安はなくなっていました。私が友人や部下などに葬儀について聞かれたときは、迷うことなくアルファクラブを勧めます。
やすらぎホール戸田
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